報告概要 1 報告案件 (1) 定例会報告 ・市長提出議案は36件が可決等された。 ・議案関連は補正予算や公園条例の一部改正に多くの質問がなされた。 ・(議長としては、)市第64号議案として提出されたみなとみらい地区の売却については思い入れがある。 ・議員提出議案は意見書として1件が出された。 ・一般質問では、12名が質問に立った。 (2) 議長トピックス  ア (仮称)横浜市開港記念日条例   ・開港記念日の6月2日は、昭和3年に議決されているが、明文化された根拠がない。   ・横浜市民にとって大切な開港記念日をゆるぎないものにするために、条例化していこうと考えている。  ・条例案について1月20日まで市民意見募集を行う。  イ こども・子育て横浜市会議員連盟   ・12月6日にこども・子育て横浜市会議員連盟が発足した。   ・こども基本法やこれに基づくこども大綱が国で制定された。   ・本市でも議員提案で横浜市こども・子育て基本条例が制定された。   ・こどもと子育てに優しい都市横浜の実現を目指し、こども・若者との対話の時間を設け、市政にフィードバックしていくことに努めるなど、今後の活動を充実させていきたい。 2 質疑応答 Q 開港記念日条例の発案は議長か。 A 最初の議長公務として開港記念式典に出席するに当たって興味を抱き調べ始めた。  しっかりとした根拠を持たせるために条例を制定すべきと考えた。 Q 各会派は概ね賛成か。 A 考え方については前向きな反応をいただいていると捉えている。 Q どのようなスケジュール感か。 A 市会運営委員会での議論になり、最終的なスケジュール感を今後詰めていただくことになる。   早ければ第1回市会定例会で可決できると思うが、不透明なところもある。 Q 敬老パスが議論になった。受け止めはどうか。 A 敬老パスの本来の目的は、高齢者の外出に寄与し、健康的な状態を長く維持するためのものであり、その効果があるかどうかは、まだ情報が必要。   多額の市費が必要なので、見極めていかないといけない。 Q 来年夏には市長選。所感はどうか。 A 将来振り返ると大きな節目となると思う。 Q 開港記念日条例が制定されると市民に影響はあるのか。 A 直ちに影響があるとは想定してない。   開港記念日に明確な法定根拠が必要と考えている。 Q 開港記念日に法的根拠を付けることによって、市民に影響はないのか。 A これに伴って事業立てしていくという類の条例ではなく、法的根拠を確固たるものとするという趣旨である。 Q 市民意見募集に至った経緯としては、条例の制定を議長が発案し、運営委員会で市民意見募集をしようということで素案を作ったという形か。 A 基本的にはそう。市民意見募集も条例制定上スタンダードな手続である。